井戸の息抜きには竹が一番良い?


井戸を埋める際に息抜きをしなければなりません。

井戸に宿る神様が呼吸できるようにするためや、
井戸から発生するガスを抜くため、
という慣習的な理由が存在するからです。

井戸を埋める時に息抜きのために竹を井戸に差し込むそうです。

この息抜きのための竹は、通常は竹の節を抜いて管にします。

竹の節を抜かなければ意味がありません。

竹に節が残った状態では空気が通らず、
息抜きの意味を成しません。

竹には節があるので、穴をあけて貫通させましょう。

竹の節の抜き方で手っ取り早い方法としては鉄筋棒を使います。

鋼材屋さんや鋼材屋さんなら長い鉄筋棒も売っているので、
この鉄筋棒を竹の筒に突っ込んで節を割って貫通させます。

そのままでは竹の口からゴミが入ってしまいますので、
最後は陶器製のものでフタをしてあげるのが良いでしょう。

近年は竹の代わりに塩化ビニール管での空気抜きが一般的なのですが
本来、この工事は竹が腐っていき、
自然に井戸が埋まって消滅していくといった状況に
させるのが目的ですので、 塩化ビニール管で空気抜きをしますと、
ずっと残ってしまいます。

実は井戸埋め工事は、
一般的には建築土建業者や水道業者ぐらいしかないらしく
水道局にも問い合わせをしたところ、
今は塩ビ管での工事しかやってないとの答えがほとんど。

竹で息抜きをやっている業者は少ないとのこと。

もし竹での息抜きを希望する場合は、
業者を探すのに少し時間がかかるかもしれません。